雲南の八日市交流センター(雲南市木次町木次)で7月26日、「第3回YOKAICHI SUMMER FES」が開かれ、地域の人たちなど30人余りが集まった。主催は八日市地域づくりの会。
会場となった同施設は、地域の複数のコーラスグループが練習に活用するなど音楽と相性が良いと考えた同会スタッフの深田誠さんが2年前、夏のイベントとしてサマーフェスを企画。その後、クリスマスフェスなど季節ごとに音楽のイベントを企画してきた。サマーフェスは今年で3回目を迎えた。
当日は、雲南市内で50年以上にわたって活動する「ザ・ブルースターズ」が生バンド演奏と歌を披露した。同バンドは、三刀屋町、木次町のメンバーを中心に1975(昭和50)年3月、ボーカルでリーダーの石飛啓さんとバンドマスターでドラムの小林秀策さんらが中心となって結成。小林さんは、藤圭子や五月みどり、淡谷のり子などのバックで演奏していた経歴を持つ。当時はまだ生バンド演奏が珍しく、県内外の高齢者施設、敬老会、地域の夏祭りなどのイベントで活動を続けてきたという。
第1部では、真っ赤な太陽、夕焼け雲、思い出まくら、つぐない、今日のにわか雨、雪化粧、武田の子守歌、風雪ながれ旅の8曲を披露。歌の合間に司会の石飛さんが曲の紹介に加えて、バンドのこれまでの活動などを話した。第2部では、同バンドのパフォーマンスに加えて、全員で合唱するパートも。瀬戸の花嫁、ふるさとの2曲を演奏し、マイクを会場に訪れた人たちで回しながら、全員で合唱した。
バンドメンバーの一人一人を紹介した後は、同バンドのオリジナル曲2曲を披露。1曲目の「御門屋(みとや)雪ほたる」は懐かしい三刀屋の居酒屋を歌った曲で、先に亡くなったベースの先輩をしのんで作ったという。2曲目の「ふるさと古城」はバンドマスターの小林さんが生まれ育った地域をイメージして作詞・作曲した。演奏が終わると会場は拍手に包まれ、アンコールをリクエスト。宗右衛門町ブルースで公演を終えた。