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雲南市立病院で「病院祭」 多彩な出店や体験、ステージで地域交流

大東高校・中学校吹奏楽部と佐野院長や病院職員らのステージ

大東高校・中学校吹奏楽部と佐野院長や病院職員らのステージ

 雲南市立病院(雲南市大東町飯田)で9月12日、「第12回病院祭」が開かれた。今年のテーマは「つながり合う安心〜誰もがすこやかに暮らせる地域へ〜」。同院では地域住民との交流を通じ、病院をより身近に感じてもらうことを目的に病院祭を毎年開催している。

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 午前には、豊中市社会福祉協議会参与の勝部麗子さんを講師に迎え、基調講演「隣の『困った』を見過ごさない〜身近な孤立に私たちができること〜」を行った。身近にある孤立や「困った」を見過ごさず、地域の中でどのように支え合っていくかを考える内容で、来場した多くの市民が耳を傾けた。

 会場では基調講演のほか、健康や医療をテーマにした体験コーナー、サロン、飲食や物販の出店など多彩な催しを展開。サロンや体験コーナーにも多くの人が足を止め、出店者や病院関係者らと交流する姿が見られた。飲食ブースではさまざまなキッチンカーに加え、地元の菓子店や飲食店、福祉事業所なども自慢のメニューで出店し、イベントをにぎわせた。好調な売れ行きに、揚げたての唐揚げやフライドポテトを何度も追加で運び入れる場面もあった。

 午後のステージでは、大東高校・中学校吹奏楽部と佐野啓介院長らが共演。用意した約110席を大きく上回る観客が集まり、立ち見も出た。「VIVANT」のメインテーマや「学園天国」など親しみのある曲を中心に演奏し、楽器経験のある病院職員も加わって会場を盛り上げた。

 佐野院長は中学時代にトランペット、大学ではサックスを演奏。昨年からサックスの練習を再開し大東高校定期演奏会にも参加した縁から、今回のステージが実現した。佐野院長はあいさつで「生徒の皆さんはコンクールが終わったばかりで大変だったと思うが、今日の演奏が音楽人生の思い出の一つになれば。そして将来、病院で働いてみようかなと思ってもらえればなおうれしい」と話した。

 例年通りのにぎわいとなった病院祭の様子に、佐野院長は「ステージイベントに病院職員らも入って盛り上げに一役買うのは今年初の試みだった。練習も何度も学校に訪問させていただいた。祭り自体も皆で力を合わせ準備したので、今日は天気にも恵まれたくさんの人においでいただき、とてもうれしい」と振り返った。