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奥出雲で「鬼の舌震まつり」 「VIVANT」バス登場、仁多米食べ比べも

仁多米の食べ比べに参加する子ども

仁多米の食べ比べに参加する子ども

 奥出雲の景勝地「鬼の舌震(したぶるい)」(奥出雲町三成宇根)で10月18日、「鬼の舌震まつり」が開かれ、地元の特産品を求める人や親子連れなどでにぎわった。

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 鬼の舌震は、斐伊川の支流・大馬木川の浸食によって形成された約2キロにわたるV字渓谷で、国の名勝・天然記念物に指定されている。

 会場には、10月12日にデビューした「VIVANT×奥出雲町」ラッピングバスも登場。同バスは13日から奥出雲交通の路線で運行しており、運休日の日曜・祝日には町内各所での展示も予定している。18日は祭りに合わせて鬼の舌震の駐車場で展示し、多くの来場者がバスと一緒に記念撮影を楽しんだ。

 今回は世界農業遺産認定1周年を記念し、新米を当てる「仁多米食べ比べ」を実施。奥出雲地域では2025年8月、「たたら製鉄を再適用した奥出雲地域の持続可能な水管理及び農林畜産システム」が世界農業遺産に認定された。砂鉄採取跡地を棚田に再生し、水路やため池を農業用に再利用するなど、独自の農業システムが評価された。参加者はご飯を食べ比べ、米の違いを確かめながら新米を予想した。

 休み処「舌震亭」周辺には、地元の農産物やキノコを販売するブース、串焼きなどの飲食店が並んだ。子ども向けのくじ引きなども用意し、訪れた人たちは秋の味覚や買い物を楽しんだ。

 ステージでは、奥出雲町出身の松田千明さんがギターの伴奏に合わせて歌声を披露し、来場者が演奏に耳を傾けた。綿貫ゆかさんによるミニコンサートも行われた。

 秋晴れの下、渓谷沿いの遊歩道を散策する人の姿も見られた。当日は県外からの観光バスも複数台訪れ、行楽シーズンを迎えた景勝地は多くの観光客でにぎわった。