雲南の古民家レンタルスペース「森ノ下」(雲南市加茂町神原)で9月5日、「HAPPYマルシェ」が初めて開催された。主催は、手仕事を楽しむ仲間4人で活動する「HappyTime」。「何か楽しいことをしたい」との思いから企画した。
当日は雨の予報が続いていたものの、見事な青空が広がり、9月とはいえ汗が滴るほどの暑さとなった。会場には、フードやハンドメードをはじめ、ワークショップ、販売、健康・美容など、さまざまなジャンルの出店者が集まった。雲南市にゆかりのある作り手も多く、地域とのつながりを感じられる顔ぶれとなった。
古民家の室内では、訪れた人が作品や商品を手に取り、出店者との会話を楽しんでいた。一歩外へ出ると、庭からセミの声が聞こえ、その声に負けないほど、会場には人の声や笑い声が響いていた。
フードは、飲食店や菓子店、しょうゆや甘酒など、ハンドメードは、水引やアクセサリーなど、手仕事の魅力に触れられる品々が並んだ。ワークショップや商品の販売もあり、見るだけでなく、実際に体験できる場も用意された。「見て、感じて、五感で楽しめる企画にした」という主催者の思いが、会場の随所に表れていた。
主催者の深田雅美さんは、「地元の人たちにこそ、手仕事作家の存在を知ってほしい」との思いを語る。「作家さんとのつながり、地域とのつながりを感じられる一日になっている。楽しいことが大好きなので、これからも開催していきたい」と、今後への思いを話した。
会場で久しぶりに顔を合わせ、近況を語り合う姿も見られた。作り手と来場者、久しぶりに再会した知人同士、地域ならではの交流が生まれ、地域の新しいにぎわいにつながった。