木次在住の樹脂粘土人形(ファインドール)作家、高橋真奈美さんの個展「~指先からうまれる樹脂粘土の奇跡~ファインドール展」が7月21日、雲南の三刀屋郵便局(雲南市三刀屋町三刀屋)のコミュニティールームで始まった。
高橋さんは、ファインドール協会認定講師、日本ヴォーグ社クレイクチュールインストラクター。今年、「雲南手しごとプロダクツ」を立ち上げ、雲南市文化協会にも加入した。これまで八日市交流センター、木次図書館(以上、木次町木次)、加茂図書館(加茂町加茂中)などでもファインドール展を開いてきた。
高橋さんが樹脂粘土人形に出合ったのが24年前。「ネットでたまたま見かけたファインドールの、繊細で、色鮮やかで、しなやかな仕草で優しい表情に一目ぼれした」と振り返る。自分でもこんな人形を作ってみたいと思い、日本ファインドール協会に入会し通信教育で粘土の基本初等科から学び始めた。その後、高等科、講師科、師範科と学びを進め、講師の資格を取得した。
樹脂粘土は白い粘土にアクリル絵の具で色を混ぜ込み思いのままの色粘土を作り、指先で形を作っていく。非常に薄く伸びるため、ドレスのドレープなど繊細な表現ができるという。高橋さんは「樹脂粘土の質感から、人形の表情が柔らかくできるのも魅力」と話す。細かな作業を重ね、樹脂粘土を乾燥させながら細かな作業を続け、一体を完成させるのにおよそ1カ月程度かかるという。
今回は、新作人形「コーラス」「白い妖精」「フラワーツリー」「ぽすくまと仲間たち」を含め、「不思議の国のアリス」をイメージした作品など、いろいろなストーリーの主人公やさまざまなシーンをモチーフにした作品30体以上を展示している。
高橋さんは「樹脂粘土芸術を多くの人に知ってもらいたい。イベントでのワークショップやクレイ講座など、作家と一緒に粘土を楽しむ機会を積極的に作っていきたい」と意気込む。
営業時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。8月20日まで。