「第59回日本女子ソフトボールリーグ」第3節・サファイヤセクションが9月5日、雲南の加茂中央公園野球場(雲南市加茂町神原)で開かれ、地元初戦となるシトリン島根が平林金属Peachblossomsと対戦した。
試合前のセレモニーでは丸山達也島根県知事が歓迎のあいさつをした後、後攻のシトリン島根の選手を一人一人紹介し、南加茂保育園の園児が一人ずつ一緒に守備位置に向かった。プレーボールの前には同園の園児が始球式を行い、スタンドに訪れた大勢の観戦客から温かい拍手が送られた。
1回裏、平林金属Peachblossomsの選手が守備位置に着く時は、柔道着を着た掛合柔道クラブの生徒が一人ずつ一緒に守備位置に向かった。同クラブに所属する掛合小6年の須山瑞希さんが始球式を行い、キャッチャーまで直接届く球を投げると、スタンドから「オー」と驚きの声が上がった。須山さんは「少し練習してきた。緊張したけどうまくいって良かった」と話した。
試合は、1回表にシトリン島根の先発ピッチャー東野月星さんの立ち上がりを攻めた平林金属Peachblossomsが2点を先行。3回裏にシトリン島根が安打で出塁した走者を一塁に置き、五十嵐綺羅良さんが右中間を抜くタイムリー3塁打を放ち1点を返した。その後、平林金属Peachblossomsが4回表に1点、5回表に3点を追加し、シトリン島根が最終回7回裏に1点を返したが、シトリン島根は2対6で負け、地元での初戦を飾ることはできなかった。
スタンドにはシトリン島根の選手が所属する会社などから大勢の人たちが応援に駆け付け声援を送った。雲南吹奏楽団も、シトリン島根の攻撃に時には演奏で応援した。
野球場の横の駐車場にはキッチンカーが並び、かき氷やスイーツ、コーヒー・甘酒などの飲み物を提供したほか、雲南市観光協会が雲南市グッズを販売した。海潮料理研究会がシジミ汁を無料で提供し、応援に訪れた人たちが島根の味を楽しんでいた。