暮らす・働く 学ぶ・知る

雲南で子育て世代がAIを体験 「困り事」から始まるアプリ作り講座

ブレーンストーミングで困り事を出し合う

ブレーンストーミングで困り事を出し合う

 雲南・木次のチャレンジスペース「ダストボックス」(雲南市木次町木次)で7月24日と8月1日の2日間、AIを活用したアプリ制作ワークショップが開かれ、子育て世代を中心に、日常の困り事をAIで解決する方法を学んだ。主催は雲南市起業型地域おこし協力隊の北条友美さん。

[広告]

 1日目は、参加者同士で日々感じているモヤモヤとした困り事を出し合った。ブレーンストーミング形式で意見を出し、「AIに任せられること」と「人が考えること」に分類。AIを使うとどのように課題が解決できるのかを考えた。

 参加者の中には、生成AIを使った経験がない人も。画像や文章の作成を実際に体験しながら、身近になりつつあるAIへの理解を深めた。その後は、「AIでこんなことができたらいい」というアイデアを出し合い、それぞれが実現したいことを言葉にしていった。

 2日目はAI講師に山根大輝さんを招き、AIの可能性について学んだ。Claude Code(クロードコード)を使い、自分たちのアイデアを形にすることにも挑戦。ホームページ制作には長い道のりが必要だと思い、「ホームページを作りたいけれど、やり方が分からない」と悩んでいた参加者は、短時間で自分が描いていたイメージに近いものを形にした。

 無料版と有料版でできることの違いも学び、実際に有料版へアップグレードする参加者もいた。「この後どうする?」という疑問を、その場で個別に講師へ相談できたことも貴重な経験になった様子。

 会場では、2日間を通して子連れでの参加も。奥の部屋はキッズルームとして開放し、子どもたちは巨大ジェンガやお絵描き、風船遊びを楽しんだ。抱っこの乳児を連れた保護者も、安心して学ぶことができた。母親たちがAIに夢中になる一方で、子どもたちも自由に想像力を膨らませていた。

 北条さんは「生成AIをきっかけに女性同士の新しいつながりや視野の広がりをつくりたい」との思いから企画した。子どもが成長するとともに、子育ての悩みも変化していく。だからこそ、困り事を共有し、新しい選択肢を知る場を地域につくることにも意味がある。北条さんは「自分で触ってみて『できた』という経験が、次の挑戦や学びにつながれば」と話す。女性たちが「やりたいことを、やりたい時に、自由に挑戦できる世の中になれば」と願い、今後も開催を続けていく予定だという。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
ALL