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飯南・来島で「子どもの声」を考える研修会 言葉の背景にも目を向けて

子どもの権利をテーマに開かれた研修会

子どもの権利をテーマに開かれた研修会

 飯南の来島交流センター(飯南町野萱)で7月28日、「飯南町青少年育成会議研修会」が開かれ、地域住民や教育関係者など約30人が参加した。主催は飯南町青少年育成会議。

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 当日は「子どもの気持ちを聴くってどういうこと?~子どもの声を大切にする家庭と地域づくり~」をテーマに、子どもの権利について学び、家庭や地域での子どもとの関わり方を考えた。講師は一般社団法人「Everybeing」共同代表の西崎萌(めぐみ)さん。西崎さんは、子ども支援を専門とする国際NGOで国内外の子どもの権利保障に関する政策提言に携わった経験を持つほか、こども家庭庁アドバイザーなどを務める。

 西崎さんが「子どもの権利は子どもの基本的人権」と説明。全ての子どもが生まれた時から持つもので、何かをした対価として与えられるものではないことや、子どもは権利を守られる存在であると同時に、一人の人間として主体的に権利を行使する存在であることを伝えた。

 子どもの権利条約における「命を守られ成長できること(第6条・生きる権利・育つ権利)」「子どもにとって最も良いこと(第3条・子どもにもっともよいことを)」「意見が聴かれ尊重されること(第12条・意見を表す権利)」「差別のないこと(第2条・差別の禁止)」の4つの一般原則も紹介。子どもの意見を聴くことについて、子どもにとって最も良いことを「子どもと共に」行うために必要だと説明した。

 さらに、子どもの「意見」は、はっきりと言葉で表された主張だけを指すものではなく、気持ちやつぶやき、遊びなども含まれると紹介。「どっちでも」「何でもいい」という言葉や、沈黙している姿にも目を向け、言葉や態度の背景にある気持ちを想像することの大切さを伝えた。

 参加者はグループに分かれ、子どもたちの日常の場面と権利とのつながりなどについて意見を交換。「互いの声を聴く」「否定せずに言葉をそのまま受け止め尊重する」などのグラウンドルールの下、それぞれの経験や考えを共有しながら、家庭や地域で子どもの声を大切にするためにできることを考えた。

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