雲南の掛合交流センター(雲南市掛合町掛合)は9月24日、毎週開催する「しあわせサロン」で「スマホカフェ」を開き、島根県立三刀屋高校掛合分校の生徒が高齢者にスマホの使い方を教えた。主催は掛合自治振興会。
同振興会では、毎週木曜に同サロンを開き、年に一度参加者たちに何をしたいかアンケートを実施している。前回のアンケートで「スマホを教えてほしい」という意見があったという。
同校では3年を対象にソフトウエアを活用する授業があり、生徒はデジタル庁が進めるデジタル推進員の資格を取る研修にも取り組む。研修はこれまで2回受け、資格取得のために指導の実践を行う必要があったため、双方のニーズがうまくマッチして今回のスマホカフェの実現に至った。
当日は、地域の高齢者10人余りが自分のスマホを持って参加。最初に雲南警察署生活安全課のスタッフが特殊詐欺の発生状況や特殊詐欺をブロックするアプリがあることなどを説明。その後、奥出雲町で携帯屋ココモを運営する山田宏道さんがプログラムを説明。同施設にWi-Fiを接続し設定するところから始まった。
同校の生徒4人が参加者のそばに寄り添い、参加者のスマホを手に操作の仕方などを教えたり、設定を行ったりした。特殊詐欺対策アプリのインストールや、市内の市民バス・だんだんタクシーの時刻などが検索できるアプリも紹介。実際の使い方などを教えた。
参加した高校生は「スマホの機種が自分と違い、教えるのが難しかった」「パスワードやセキュリティの説明が大変だった」などと、実際にスマホの操作を教える難しさを語った。
生徒は今後、授業で実践を振り返り、来年1月にはデジタル推進員としての認証取得を目指す。