雲南・加茂の郷土芸能「加茂古大寺踊り」を継承する加茂古大寺踊り保存会が7月30日、加茂交流センター(雲南市加茂町加茂中)で2026年度総会を開いた。総会後には、8月11日に赤川だんだん広場で開く「加茂町古大寺盆踊り大会」に向けて練習会を行った。
総会では福原伸幸会長があいさつの中で、本年度事業の目玉として「雲南市交流盆踊り大会を今年は加茂で開催することになった。9月5日に加茂交流センター駐車場で開催する。よろしくお願いします」と会員に呼びかけた。
顧問を代表して出雲俊之助さんは「今年も盆踊りの時期がやってきた。今年は8月11日にだんだん広場で盆踊り大会があり、その後は9月5日に雲南市の交流盆踊り大会を加茂で開催する。いずれもおもてなしの心で迎え、にぎやかな開催にできれば」とあいさつした。さらに、11月8日に予定する加茂町文化祭での披露や、それに向けた加茂小学校児童への踊り指導についても紹介し、「今年も頑張っていきましょう」と締めくくった。
総会後の練習会では、唄や演奏に合わせ会員が輪になって踊りの所作を確認。手足の動きや姿勢を一つ一つ確かめながら、本番に向けて息を合わせて汗を流した。
事務局の成相克道さんは「加茂古大寺踊りは平安時代から伝わるとされている。加茂町一帯は京都の寺社の荘園で、都との交流が深かったことから、たおやかで優しい踊りだといわれている。そういう特徴も楽しんでもらえたらうれしい」と話す。
加茂古大寺踊り保存会は、「加茂町誌」によると1972(昭和47)年に発足。以来、踊りの保存や後継者育成、普及活動に取り組んでおり、保存会では新たな会員も募集している。
加茂町古大寺盆踊り大会は8月11日20時から、赤川だんだん広場で開催。踊り参加者へのアイスクリームの振る舞いのほか、地元飲食店の出店も予定。同保存会では、「ぜひ踊りの輪に加わってほしい」と参加を呼びかけている。雨天時は加茂交流センターで開催する。