奥出雲町の交流拠点「Katta House(カッタハウス)」(奥出雲町横田)で5月4日、劇団「奥出雲光(おくいずもひかり)」が初公演を行った。
同劇団は、横田高校演劇放送部の木村日順さんが、学校の授業の一環として演劇でまちを元気にしたいと企画し、今年1月に旗揚げ。木村さんの呼びかけに応じた小学生から社会人まで計6人が集まった。
公演では、一人芝居や出演者全員による芝居など計7作品をオムニバス形式で上演。脚本・演出は全て木村さんが手がけた。日常の一場面に光を当てた作品や、人口減少が進む奥出雲町を題材に、まちを離れる人と暮らし続ける人の思いを描いた作品などを披露し、30人余りの観客が真剣な表情で見入った。
今回初めて演劇に挑戦した出演者もいたが、それぞれが役柄を演じ切り、上演後には会場からあたたかい拍手が送られた。観客からは「引きつけられる演技で感動した」「高校生からチャレンジすることの大切さを教えてもらった」などの声が聞かれた。
木村さんは「初めて自分で企画したが、多くの人に見に来てもらい、メンバーと練習を重ねたかいがあった。これからも地域を盛り上げることをしていきたい」と意気込む。参加したメンバーは「初めての演劇で貴重な経験ができた」「今後も演劇を続けたい」と話す。