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雲南でネイチャープレナー育成支援の企業版ふるさと納税に感謝状

雲南市に企業版ふるさと納税をしたJECCへの感謝状贈呈式の様子

雲南市に企業版ふるさと納税をしたJECCへの感謝状贈呈式の様子

 ネイチャープレナー育成支援で企業版ふるさと納税を行ったJECC(東京都千代田区丸の内)への感謝状贈呈式が4月27日、雲南市役所で行われた。

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 ネイチャープレナーとは、ネイチャー(自然)とアントレプレナー(起業家/事業を創る人)を組み合わせた造語。自然再生を仕事にする人、自然領域を担っていく起業家精神あふれる人のことをいう。これまで市内で起業家支援を行ってきた「おっちラボ」代表の小俣健三郎さんが中心となり、自身の住む大東町阿用地区で環境再生活動を行って来た。

 JECCは東京でIT機器のレンタルやリースをする企業。同社顧問の安藤保彦さんは「脱炭素、自然資本を活用していくプロジェクトの支援をしたいと思っていたところ、都会の企業と地域の中間支援団体をつなぐ事業を展開しているNPOから小俣さんを紹介された」と話す。

 大学などと地域が連携して取り組む地域課題解決プロジェクトを支援する「ふるさと未来カレッジ」の事業で、生物多様性が維持される関係性のデザインを建築に取り入れる活動を明治大学の学生たちが行った。その中で、生物多様性と鳥に着目し建築とつなげることに興味をもつ学生を、ネイチャープレナーに育成するプログラム「次世代ネイチャープレナー・フェローシップ」に参加させたいと小俣さんが考えた。

 学生を同プログラムに参加させる資金を得るため、小俣さんは雲南市のふるさと納税を活用したNPO法人等支援事業の枠組みを使うことを考え、市に申請したところ採択され、JECCが企業版ふるさと納税の制度を使って支援することになった。

 当日は、JECCから安藤さんと経営企画課の矢野義将(よしのぶ)さんが出席。石飛厚志雲南市長から安藤さんへ感謝状が贈られた。安藤さんは「人口減少もあり里山の手入れが行き届かないと聞いている」と話し、石飛市長は「自然環境改善の取り組みは市内にたくさんあって、コウノトリの繁殖支援も行っているところ」とアピールした。

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