雲南の農事組合法人「さとぼう」の施設(雲南市三刀屋町里坊)の周辺で4月11日、タケノコを収穫して食べて楽しむイベントが開かれた。「グリーンパワーうんなん」と同法人が共同で企画した。
グリーンパワーうんなんは、雲南市で森林整備を進め、森林資源をエネルギーとして利用し、エネルギー循環と地域経済循環の2つの循環を進めるため、熱供給事業や林業講習事業などを行っている。森林に関するイベントや学習体験なども開いている。
同法人は、水稲や路地野菜の栽培を行っているが、竹林整備などにも力を入れており、「グリーンパワーうんなん」とは日頃から付き合いがあったという。
当日朝、同法人事務所に市内や出雲市から親子連れなど参加者7人が集まった。参加者が自己紹介した後、同法人の藤原俊雄さんがあいさつし、「イノシシが先に食べてしまったところもあるが、いくつかは残っていると思うので、頑張って見つけてほしい」と話した。グリーンパワーうんなんの勝部祐次さんが、タケノコの掘り方や掘った後の食べ方などを図と写真で解説した冊子を配り、鮮度が大切なので掘った後はすぐにゆでることが重要なことを説明した。
事務所から1キロほどの所にある竹林まで歩いて移動した参加者は、早速竹林に入ってタケノコを探した。藤原さんがタケノコの掘り方を実際に掘って教え、見つけたタケノコを上から見てどちらに地下茎があるかを見極め、地下茎がある方を掘っていくこと、できるだけ地下茎の近くに鍬(くわ)を入れて掘り出すことなどを教えると、参加者は自分が見つけたタケノコを上から見て、どちらに鍬を入れるかを思案していた。うまくいかないと周りをいろいろ掘ることになり、思ったより時間がかかる参加者の姿もあった。
途中で別の竹林に移動してタケノコ探しとタケノコ掘りを楽しんだ。参加した小学生が鹿の角を拾う場面もあり、地域の人たちが「ここまで鹿が来るようになった」などと話していた。
正午過ぎには事務所に戻り、地域の人が用意したタケノコ御飯の弁当とタケノコのみそ汁の昼食を地域の人たちと一緒に楽しんだ。