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雲南の保育園で元気教室 ピロピロで口輪筋の体操、正しい飲み込み方学ぶ

保育士の持つ紙コップをピロピロで落とす園児たち

保育士の持つ紙コップをピロピロで落とす園児たち

 雲南のみなみかも保育園(雲南市加茂町南加茂)で6月17日、「ピロピロ子ども元気教室」が開かれ、5歳児クラス「ひまわり組」の園児8人が参加した。

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 講師は出雲医療協同組合まちづくりサポート課でオーラルフレイル予防指導士を務める小村和子さん。遊戯室に園児が入ると、保育士がパネルシアターを使って「食事はよくかんで食べる」ことの大切さを伝える劇を行い、園児たちの注意を引き付けた。続いて、小村さんが「よくかんで食べることができるように、お口が元気になるように遊ぶよ」と呼びかけた。

 園児たちにピロピロを配ると、園児たちは勝手に吹いてピロピロを伸ばして遊び始める。小村さんは一人一人見ながら全員がしっかり吹けることを確かめた後、「今日はサッカーゲームと的当てゲームをやるよ」と声をかけ、それぞれのゲームに園児を誘導。園児はボールをピロピロで押してゴールに運んだり、的に当てたピロピロを的に書かれた数字の秒数だけ、そのまま維持するゲームを楽しんだ。

 小村さんは「今日の園児は全員しっかり吹けている。最近の子どもたちの中には口の横から空気が抜けて吹けない子もいる。ピロピロを吹くことで口輪筋が鍛えられ、しっかりかむことができるようになる」と話す。柔らかい食べ物が多く、ガムをかむことが少なくなり、アレルギー鼻炎から口がいつも開いている子などは口輪筋が弱くなるという。高齢者のかむ力や誤嚥(ごえん)を防ぎ嚥下(えんげ)能力を維持するためにもピロピロが使われている。

 同園の深田美恵子園長は「自分たちが研修でやった時は何回もピロピロをやると口が痛くなったけど、みんなは大丈夫かな?」と園児に呼びかけると、園児は「そんなことないよ」「痛くない」と口々に答えていた。

 園児たちは、保育士の持つ紙コップをピロピロで落としたり、2チームに分かれてピロピロでボールを運ぶリレーを楽しんだりした。最後には、舌の運動を促す「あいうべ体操」の歌を歌いながら「べ」のところで舌を大きく出す動きを繰り返した。小村さんは「ウズラの卵を子どもが喉に詰まらせる事故があったが、かむ力や嚥下の能力が十分でないことも原因。舌の運動は正しく飲み込むためにも重要」と話す。

 小村さんは「今日は楽しかったかな。また来てもいいかな」と園児たちに呼びかけると、園児たちは「楽しかった」「いいよ」と応えた。保育士の一人が「この後は楽しい給食だよ。しっかり、かんで食べようね」と呼びかけた。

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