雲南の古い町家「旧和田邸」(雲南市木次町木次)で5月17日、市内外の作り手が集うマルシェイベント「浪漫(ろまん)百貨店」が開かれる。樹脂粘土人形の店「maria*marche」店主の高橋真奈美さんと木次地区の街なみ活性化に取り組む地域おこし協力隊の小堀祥仁さんが企画した。
高橋さんは作家活動を通じて、雲南市内にたくさんの手仕事をする人、作家がいて、いろいろな店があることを知った。しかし、「市内では出店する機会が少なく、作家同士が知り合いになる機会も少ない」と感じていたという。「地域の人にさまざまな手仕事の作家がいることを知ってもらい、地元の作家や店が活躍する場を増やしたいという気持ちが大きくなった」と振り返る。
「浪漫百貨店」の名称には、明治大正モダン、昭和レトロ感を込めた。「どこか懐かしさと浪漫を感じる旧和田邸のたたずまいと、知らない分野や文化とふれあえるわくわくを感じる百貨店のようなマルシェをイメージした」という。
さまざまなジャンルの作家や店に声をかけ、趣旨に賛同した人たちを集めた。当日は、雑貨など12店、飲食5店が出店を予定する。高橋さんは「旧和田邸をゆっくり見て回り、すてきな作品、おいしい食べ物、占いやリラクセーション、ワークショップなどで一日楽しんでいただきたい」と話す。
高橋さんは活動を知ってもらおうと今年2月に任意団体「雲南手しごとプロダクツ」を立ち上げ、雲南市文化協会に加盟した。「先日のみとや御衣黄平和まつりでもさまざまな作家と交流できて良かった。交流は可能性を広げていく」と期待を込める。
第2回は10月の開催を予定する。