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飯南で「神楽舞フェス」 若手からベテランまでの舞、350人超楽しむ

勇壮な舞を多くの観客が見守る様子

勇壮な舞を多くの観客が見守る様子

 飯南の赤名農村環境改善センター(飯南町下赤名)で8月22日、「神楽舞フェス in 飯南2026」が開かれ、町内外から350人余りが来場した。

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 同フェスは、過去2年間に飯南町で開催されてきた子どもや高校生を中心とした神楽イベント「神楽舞(かぐらぶ)」と、地元企業などでつくる神楽フェス実行委員会が主催する「神楽フェス」を、初めて同日・同会場で開催するもの。これまで両イベントはそれぞれ人気を集めてきた一方、「どちらも見たいが日程が合わない」という神楽ファンの声や、両イベントでスタッフを兼ねる人が多いことから、共同開催による相乗効果を期待して企画した。

 第1舞「未来を担う若者の挑戦」では、江津高校神楽部、横谷子ども神楽団、矢上高校神楽愛好会、邇摩高校石見神楽部、飯南高校生命地域ラボ神楽愛好会(以降、飯南高校神楽愛好会)、大塚神楽団が出演。高校生や子どもたちが、それぞれの地域に伝わる神楽を披露した。

 第2舞「大人が魅せる本気の舞」では、幕開けに「琉球國祭り太鼓」が登場。愛媛、徳島、香川、広島のメンバーで構成するチームが、息の合った演舞を披露した。続いて安芸高田市の原田神楽団、地元・飯南町の飯南神楽団、北広島町の琴庄神楽団が出演。「桜井の駅」「玉藻前」「厳島」「戻り橋」「羅生門」「大江山」の6演目を披露し、会場を沸かせた。

 地元出身の影山寧音さんは、飯南高校神楽愛好会の奏楽として第1舞に出演したほか、第2舞では飯南神楽団の一員として出演。その合間には運営スタッフも務めた。「こういう公演があるのは楽しい。飯南町では神楽を見られる機会が少なかったが、こうしたイベントを含め増えてきたと感じる」と話す。「地元の方も、子どもらが楽しみにしているからと頑張って公演をしてくれている。今日は忙しいけど楽しい。日頃応援してくださっている神楽愛好会のOBやお世話になっている皆さんのお手伝いができ嬉しい」とも。

 広島から訪れた沖石茉弥さんは、神楽を舞っていた父の影響もあり神楽に親しんできたという。「自分の好きな神楽団が出演するし、神楽をしている友人もいるので誘って見よう」と来場。友人の大石紗冬佳さんも「初めて来たが、地域に根付いた祭りらしいにぎやかさがあってとても良いなと思う。調子や舞の感じが少し違うと思うので、その違いが見られるのが楽しみ」と期待を寄せた。

 会場では飯南高校神楽愛好会がくじ引きなどのブースを運営するほか、会場入り口付近には飲食物の販売ブースも並び、買い求める人が列をなす様子が見られた。