雲南市の老舗しょうゆ店「紅梅しょうゆ」(雲南市三刀屋町三刀屋)が7月3日~5日の3日間、夏の感謝祭りを開き、4日は店舗横の駐車場で「この日だけの特別出店」を開く。
1830年、初代・松尾真八郎が天然醸造でしょうゆと酢の醸造を始めた同店。後醍醐天皇の時代、学問の神様と崇められた菅原道真が休息したことをしのんで建てられた三刀屋天満宮のお膝元、その境内に咲く紅梅に魅せられて1872(明治5)年、2代目・松尾豊十郎が天然醸造「紅梅」を商標とし、屋号も「紅梅醤油(しょうゆ)」とした。
高度成長期から平成初期までは商店街としてにぎわいを見せた三刀屋の街なかは、現在では空き家や空地も目立ち、営業する店もわずかとなり、日頃は歩く人を見ることもめったになくなった。女将(おかみ)の松尾まゆみさんは「街に一日でもにぎわいを取り戻したい」と出店者を集め、チラシを持って集客に走り回る。
店内には、三刀屋の伝統の味「梅が香」も並べる。三刀屋では、どこの家庭でも作られ守り伝えられてきた甘辛系の味。三刀屋の梅は、皮が薄く、果肉が柔らかく、シソと砂糖によくなじむという。食品衛生法の改正で続けられなくなったところを同店が引き継ぐことになった。
4日は、米粉たこ焼き「おかいち」、雲子ちゃんグッズ「光栄刺繍(しゅう)」、搾りたてモンブラン「パティスリーフルール」、「妻戸まんじゅう」、手作りジャムのせフワフワかき氷「パティスリーHanaHana」、大社名物厚天ぷら実演「尊(みこと)」、掘り出し物フリーマーケット「三ツ星」、山王寺量り売り「細田漬物」、新鮮野菜「狩野農園」、大社産採れたてデラウェア「ファーム藤江」が出店。風船やお菓子のつかみ取り「ちびっこコーナー」も設ける。
目玉は、同店が提供する人気のスタミナ唐揚げ。地域のイベントなどで出店しているが、人気が高いという。7月1日まで、LINEで予約も受け付ける。期間中は全商品10%引きで販売し、2,000円以上の買い物客は空くじなしの抽選会に参加できる。
開催時間は9時~18時。