雲南の旧中野小学校体育館(雲南市三刀屋町中野)で6月14日、4回目となる「中野ホームフェス」が開かれ、地域住民や神楽ファンなど100人以上が来場しにぎわいを見せた。主催は中野貢献隊。
同団体は、「中野地区で楽しいことをしたい」と思って集まった人たちの集まり。今年で結成10周年を迎えた。地域のイベントなどで「中野屋台隊」を結成し飲食を提供したり、松嶋彩さんの「語る夜」公演の支援を行ったりしている。
ステージでは、中野神楽保存会と須所若獅子会がそれぞれ神楽舞を披露。笛や太鼓の音色が体育館に響き渡る中、舞手たちは力強く舞い、観客を魅了。神楽好きの子どもたちが前方の席で熱心に見入る姿も見られ、演目が終わる度に大きな拍手が送られた。
当日は「地元神楽を120%楽しむ」を出版したシラネリンさんもブースを出店。出雲神楽の伝統を絶やさぬように、地域の古老の記憶をたどり自らの手で100ページ余りに及ぶ同書を販売した。
会場には飲食や物販ブースも並び、焼きそばや唐揚げ、弁当、コーヒー、焼き菓子などを販売。来場者は神楽鑑賞の合間に食事や買い物を楽しみながら交流を深めた。中野の里づくり委員会の「笑んがわ市」もブース出店。地元産野菜などを販売した。
松江市出身の山陰土着系俳優の松島彩さんも友情出演し、朗読を披露。イベントに花を添えた。