雲南の回遊式日本庭園「石照庭園」(雲南市木次町平田)で6月6日、ハナショウブが見頃を迎えた。
花弁が優雅に開く姿と、ショウブと勝負をかけて、江戸時代より武家を中心に栽培と品種改良が進み、国内では2000品種があるといわれ、多種多様な花が咲くのがハナショウブの特徴。同園では、栽培品種の5分の1に当たる400品種のハナショウブを継続して栽培し、株数はおよそ5600株に上るという。
園内には紫・青系、白系、ピンク、黄色など多様な色と、竜の爪のような形や細いスポークのような形、大きく開いた形など多様な形の花が咲く。一度咲いた後、もう一度開花し、2度の開花を迎えることもハナショウブの特徴だという。
中でもひときわ目立つ深紺色の花を咲かせるのが石照庭園オリジナルの品種「石照(せきしょう)」。同園の堀江研次さんは「石照ができたのは偶然だった。深い紺色がとてもきれいだったので、先代と相談して『石照』と名付けた」と振り返る。園内には、市内はもとより、市外、県外からの鑑賞客も多く訪れていた。
開園時間は10時~16時。6月は無休。入園料は、大人=600円、中高生=350円、小人=250円。6月28日ごろまで楽しめるという。