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雲南・阿用で田植え体験に50人超 泥んこ交流、秋の再会も約束

田植えを終えて記念撮影

田植えを終えて記念撮影

 雲南の阿用交流センター(雲南市大東町東阿用)横の田んぼで5月30日、「田舎米づくり体験」の田植えイベントが開かれ、地区内25人、島根県内19人、埼玉・神奈川・兵庫・鳥取など県外8人の計52人が参加した。そのうち12人は子どもだった。主催は阿用地区振興協議会とアヨ有機農法塾。

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 同体験は阿用地区で続く交流事業で、今年で7回目。当日は地域住民らが講師役となり、参加者に手植えの方法を伝えた。田んぼでは世代や地域を超えて声を掛け合いながら苗を植え、作業後には地域住民による手作り料理を囲んで交流を深めた。

 開会に当たり、同協議会の三原義之会長は「初めて来た人は初めまして、2回目以降の人はお帰りなさい。普段田んぼに入ることは少ないと思うので、土の匂いや風の匂いを感じながら楽しんでほしい。米は植えただけでは育たない。ここからいろいろな人の手が必要となるので、その大変さも感じながら秋の稲刈りを楽しみにしてほしい」と呼びかけた。

 大阪から参加した猪股弘美さんは、島根で2拠点生活を送る息子家族に誘われて初めて田植えを体験。「孫と一緒にできる機会は最初で最後かもしれないと思い参加した。泥に足を取られて驚いたが、だんだん慣れて夢中になった。他の参加者と声をかけ合ったり苗を分け合ったりしながら作業するのも楽しく、もっと植えたかった」と話す。

 同塾の永瀬康典会長は「天気に恵まれて何より。久しぶりに海外出身の方の参加もあり交流できて嬉しい。皆さん上手に植えてくれたので秋が待ち遠しい。できた米は『はで干し』するので、おいしい米になる。食べてもらえるのも楽しみなので、ぜひまた阿用に来てほしい」と呼びかけた。

 地元住民によると、同塾は旧大東町時代の地域おこし事業をきっかけに設立。当初は農業を学ぶ勉強会として始まり、活動を重ねる中で田舎米づくり体験や餅つきなどの企画へ発展したという。「有機農法」の名称は、農業者だけでなく田畑を受け継ぐ地域住民全体をつなぐテーマとして名付けられたもので、有機栽培に限定せず農業の学びや振興を目的に活動を続けている。

 次回は9月26日、稲刈り体験を予定する。

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