雲南の廻遊式庭園「石照庭園」(雲南市木次町平田)で4月26日、1万株のシャクナゲが見頃になった。
廻遊式庭園の手法は、海山里の風景を、写景、借景、縮景によって写し、その中で散歩と休息、鑑賞と思索を小さな旅として演出する手法。同園は総面積2ヘクタール。エントランスの50トンの岩、杜から流れる滝、広がる池泉には島を配置した。
背景にある森に、先代が8,000株のシャクナゲを手植えし、今では1万株に増えているという。種類はオキシャクナゲとワシャクナゲ。オキシャクナゲは、下に垂れて花が咲き、ワシャクナゲは上に伸びて花が咲く。白い花もあれば、ピンクの花もあり、園内の森や遊歩道を飾っている。
社長の堀江研次さんは「花が終わるとメシベだけが残り、徐々に固くなる。そのままにしておくと翌年の花つきが悪くなる。固くなる前に、メシベを折って落とす作業が大切な仕事」と話す。園内の1万株のメンテナンスは想像以上に大変だ。
シャクナゲは5月17日頃まで楽しめるという。園内には、数千株のエビネランも植えられており、ちょうど見頃を迎えている他、この時期に赤くなる紅葉があり、新緑の紅葉との共演も見どころ。
開園は10時~16時。5月~6月は無休。入園料は大人600円、中高生350円、小人250円(20人以上割引有)。