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雲南で「こぎん刺し」教室 初心者も参加して細かな作業に集中

初めて参加した初心者に教える講師の川津さん(左)

初めて参加した初心者に教える講師の川津さん(左)

 雲南の「みんなのお家」(雲南市木次町里方)で4月24日、「こぎん刺し」教室が開かれた。主催はCNC。

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 楽しいことで地域の人たちがつながっていく楽縁を生み出すイベントを開いて「地域共生社会」の実現を目指して活動している同社。同教室は、4年前大手企業からCNCに出向していた宮本江梨花さんがこぎん刺しに出合い、とりこになったことに端を発する。子どもができ産休に入ったため、「こぎん刺し」がこれまで以上にできるだろうと考えたという。子どもの命名の飾りを「こぎん刺し」で作りたいと同教室を企画した。

 こぎん刺しに20年以上前から取り組んでいた川津葉子さんと出会い講師を依頼。川津さんは、もともと細かな手仕事が好きだったが、関東に住んでいた頃に、きちんとしたことを習いたいとカルチャー教室をのぞいた際に、こぎん刺しに出合った。10年習った後、しばらく中断していたが、故郷の雲南に戻った後、3年前に再開したという。かつてはのれんなどの大物を作っていたが、今は小さな物を作ることが多いという。当日は、初心者向けにスリッパの装飾の制作を目指した。

 初めて参加した人は「細かいので肩が凝る」と言いながら、こぎん刺し特有の模様を作るため、下地の布の目の数を細かく数えながら集中して刺していた。一柄刺したところで川津さんがチェック。3目のところが2目だったり、4目だったりしているところを指摘し、直し方を指導した。初めての参加者は、完成はできなかったが「次回も参加して続きをやりたい」と話していた。

 当日も乳児を連れて参加した宮本さんは、子どもの名前を枠取りした下地にグラデーションで名前が浮かぶように制作を目指す。2色の刺しゅう糸を6本の細い糸にほどき、その色の組み合わせでグラデーションを作るという。時折、川津さんに相談しながら少しずつ刺していた。

 90分ほど細かな作業に集中した後は、ゆっくり茶と菓子を楽しみながら歓談した。

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