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飯南・琴引山でハイキング 頂上でオリジナルブレンドコーヒー楽しむ

頂上でオリジナルブレンドコーヒーをドリップする「MOUNT COFFEE」の山本さん

頂上でオリジナルブレンドコーヒーをドリップする「MOUNT COFFEE」の山本さん

 飯南町のシンボル琴引山に上ってオリジナルブレンドコーヒーを楽しむ「コトビキ・コーヒー・ハイク」が4月21日に行われ、出雲や広島などから12人が参加した。主催は飯南町観光協会。

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 琴引山は、頓原地区や来島地区など飯南町のどこからでも見える山として親しまれてきた山。全国の神様が出雲地方に集まる神在月(旧暦の10月)には、全国の神がこの山の山頂を目指して来て、ここから神戸川をたどって出雲大社に到達するとされる。毎年9月23日には山頂で神迎え神事が行われる。

 当日は、9時に琴引フォレストパークスキー場(飯南町佐見)に集合した参加者は大型タクシーで来島地区の野萱のAコープ駐車場まで移動。9時30分に野萱登山口を経て琴引山山頂を目指して出発した。コトビキブレンドを用意した「MOUNT COFFEE」(広島県広島市)の山本昇平さんが同ブレンドを生み出す前に上ったルートを今回、山本さんと一緒に上った。

 登山道で谷筋を上っていくと、足元の所々に小さな花が咲いていて、参加者は時折写真を撮ったりしながらゆっくりと上った。尾根筋に出て少しすると、ウグイスの透き通ったきれいな鳴き声が聞こえ、登山道の所々にはクロモジが華憐な花を咲かせていた。登山道はどこも杉の落ち葉や広葉樹の落ち葉でふかふかで歩きやすい登山だったが、尾根筋の縦走路は下ったり上ったりを繰り返し、参加者からは「まだかなあ」という声も聞かれた。

 2時間30分強の登山で頂上付近の広場に到着すると、同協会のスタッフと山本さんらがコーヒーを楽しむ準備を行い、その間に参加者は5分ほど上った頂上に向かい、360度の景色を楽しんだ。

 13時からは山本さんが、ブレンドした際の登山で感じたことがこの日も体感できたことを話しながら、参加者が携帯用ミルでコーヒー豆をひいた。湯の温度やドリップの仕方などを細かく山本さんが説明しながらコーヒーをドリップし、できたコーヒーを参加者に配った。自ら器具を持参した参加者はコトビキブレンドの豆をもらい、自分でひいて楽しんだ。同行した「cafe&gallery鐘や」(飯南町野萱)の八嶋茉莉さんが、当日のために作ったオレンジピールのビスコッティについて説明。「普通のビスコッティは平べったいが、琴引山にちなんで山形に仕上げた。コーヒーと一緒に味わってほしい」と話した。

 14時ごろから山頂近くの琴弾山神社に参拝した後、佐見ルートで下山を開始。途中、巨石の大神岩では、壊れたしめ縄の修理を同神社の宮司から依頼されたことから、杭から離れた縄を杭に結ぶなどの修復を行った。1時間ほどで琴引フォレストパークスキー場へ下山した。

 最後に、同協会の大上祥子さんが「イメージした通りのイベントとなった。1年くらい準備してきたので、とてもうれしい」と締めくくり、参加者が拍手を送って解散となった。

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