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雲南「みんなのお家」でワンツーパンチ ボクシング通じコミュニティーづくり

参加者のパンチを受ける原さん

参加者のパンチを受ける原さん

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 コミュニティーナース関連事業に取り組むCNC(雲南市木次町木次)が7月10日、みんなのお家(木次町里方)で、運動とストレス発散を目指してボクシング体験会を開いた。当日は、市内のほか、安来市、奥出雲町などから男性3人、女性3人の計6人が参加した。

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 講師の原一幾さん(安来市在住)は高校時代にボクシング部でインターハイに出場。卒業後は高校のボクシング部の指導を行ってきた。「仕事で気持ちが苦しくなった時、コミュニティーに助けてもらった。ボクシングを通してコミュニティーづくりができないかと思い、親子ボクシングやシニアボクシングなどの体験会を始めた」と話す。原さんがコミュニティーづくりで調べていた時、CNCの雲南での活動を見つけ、今回の体験会実施につながった。

 当日は準備運動で始まり、グローブを付けてのパンチ練習へと進み、ジャブ、ストレート、フックなど、足の位置や体の動かし方を指導した。その後、参加者は、原さんが構えるミット目がけて、ジャブ、ストレート、フック、連続パンチなどを、交代で打ち込んだ。「ワン、ツー、フック」など全員で声がけしながらリズム良くパンチを打ち込み、ミットが大きく鳴ると歓声を上げた。休憩を挟んで60分ほどのボクシング体験を行い、参加者は汗だくになった。

 奥出雲町から参加した安部章恵(あきえ)さんは「原さんの教え方が良かった。原さんを別の誰かと思って思い切って打ち込んだ。おかげですっきりした」と話振り返る。

 CNCは今後も月1回、継続して開催していくという。

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