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木次・みんなの家で「健康マージャン教室」 20~70代で雀卓囲む

「健康麻雀」を通して、世代を超えたコミュニケーションを楽しむ参加者

「健康麻雀」を通して、世代を超えたコミュニケーションを楽しむ参加者

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 木次の「みんなの家」(雲南市木次町里方)で5月29日、「初めての方のための健康マージャン教室」が開催され、20~70代の7人が参加した。主催はCNC(木次町)。

マージャン2

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 CNCは、高齢化が進む地域において地域の人たちが互いにつながることを生活の基盤とすることで、介護や病気の予防につながる事業に取り組んでおり、地域の人々が互いにつながりを作れるイベントを多く開いている。

 同教室をリードする井上敬介さんは「これまで地域でサロンなどを開いてつながりを作ってきたが、参加者が女性に偏り、男性が少なかった。試しに自分が大好きだった健康マージャンのイベントを開いてみたところ、それまで地域のイベントに参加したことがなかった男性が多く参加。これらの参加者は、その後、他のイベントにも参加するようになってきた」と話す。

 健康マージャンは、4つの「なし」(賭けなし、酒なし、たばこなし、深夜なし)で、純粋にゲームとしてのマージャンを楽しむもの。高齢者にとっては、手先を動かし、頭も使うため、認知症予防としても期待されている。厚生労働省が主催する高齢者を対象とした「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」の正式種目にも採用されている。

 8カ月の娘を連れて参加した育休中の門脇優希さんは「健康マージャンは今回が3回目。以前、別の場所でCNC主催の教室に参加し、その後、家族3世代で集まって楽しんだ。幅広い世代がゲームを通してコミュニケーションできる点がとても楽しかった。役など、まだ知らないことが多くあるので、麻雀をもう少し勉強しようと思い参加した」と話していた。

 今後は初心者と上級者に分け、継続的に開催していくという。

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