雲南市の民谷交流センター(雲南市吉田町民谷)で3月8日、「映画観賞会&昼食会」が開かれ、地域住民が映画と交流の時間を楽しんだ。主催は民谷地区振興協議会の福祉・生涯学習部と地域振興部。
同地区は45世帯120人余りが暮らす小さな地域。当日は30人を超える住民が集まり、会場はにぎわいを見せた。地域では年1回程度、住民が顔を合わせて昼食を共にする交流の機会を設けており、今回はその集まりに合わせて映画観賞会を企画したという。
10時からの映画観賞会では、アニメ映画「クレヨンしんちゃん 灼熱(しゃくねつ)のカスカベダンサーズ」と、認知症の母と老老介護を続ける父の姿を描いたドキュメンタリー映画「ぼけますからよろしくお願いします」の2本を上映。「クレヨンしんちゃん」では会場に笑い声が広がる一方、「ぼけますからよろしくお願いします」では高齢者たちが真剣な表情でスクリーンを見つめる姿も見られた。
上映後には昼食会を開催。カレーライスや切り干し大根の煮物、ジビエの肉料理などを振る舞い、参加者は味わいながら歓談。映画の感想や近況などを語り合い、ゆったりとした時間の中で住民同士の親睦を深めた。食卓を囲んだ会場は終始和やかな雰囲気に包まれた。
会場には雲南警察署吉田駐在所の堀江啓太巡査長も訪れ、映画上映前に防犯・交通安全を呼びかけたほか、「相談のある人は気軽に声をかけてほしい」と呼びかけた。活動車による送迎も行い、高齢者も参加しやすいよう配慮した。