尾原ダム(雲南市木次町平田)で3月7日、「尾原ダムクレストゲート点検放流イベント in さくらおろち湖」が開かれ、時折雪がちらつく寒さの中にもかかわらず多くの家族連れやダムファンが訪れ、年に一度の迫力ある放流を楽しんだ。
同イベントは、ダムのクレストゲートの点検に合わせて毎年行われているもの。普段は立ち入ることができないダム下流広場から、勢いよく流れ落ちる放流を間近に見ることができることから人気を集めている。この日は11時からと13時30分からの2回、放流が行われた。
放流前には時折雪が舞う天候だったが、直前には青空ものぞき、ゲートが開いて水が一気に流れ落ちると、集まった来場者から歓声が上がった。水しぶきとともにごう音をとどろかせながら流れ落ちる水の迫力に、スマートフォンやカメラを向ける人の姿も多く見られた。
会場ではステージイベントも行われ、三刀屋高校ダンス部のパフォーマンスや、出雲市を中心に活動する「はぴねすバンド」、横田の杜ブラスアンサンブルの演奏が会場を盛り上げた。ダム下流広場ではオープンポリスやランバイク体験、乗馬体験など子ども向けの体験企画も行われ、家族連れの姿が目立った。
フーチング階段登頂では、ダム内部の階段を上る体験が行われ、参加者には記念缶バッジや認定証を進呈。会場周辺では地元事業者による飲食ブースも並び、来場者は焼き菓子や軽食など地元グルメを味わいながらイベントを楽しんだ。
式典で来賓として出席した西村健一雲南市副市長があいさつし、「尾原ダムには年間約10万人が訪れている。春にはトレイルランニングやレガッタなどのスポーツイベント、秋にはさくらおろち湖祭りも開かれるなど、地域の交流拠点となっている」と紹介し、多くの来場者を歓迎した。