雲南市の「スペシャルチャレンジ・ジュニア プログラム」で活動する三刀屋高校生6人が1月21日、木次子ども園(雲南市木次町新市)と加茂小学校(加茂町加茂中)で出張授業を行った。
同校1年の松蔭奈都(なつ)さんは、環境問題を調べる中で廃棄野菜が多いことに興味を持ったという。「農家へのインタビューから規格外野菜をおいしく食べることや、それでも余る野菜などをコンポストを使って循環させていくことの重要性を感じた。楽しいコンポストにしたいと今回の企画を考えた」と振り返る。
当日は同学年の石原寧々さんと上野城(こうのしろ)慶汰さんのサポートを受けながら、木次子ども園の年長の園児20人に、規格外野菜も味は変わらずおいしく調理して食べられることを紙芝居で紹介したり、腐って食べられない野菜や余った野菜をコンポストを使って堆肥にすることで野菜を育てる栄養にできることをパネルを使って説明したりした。最後に、コンポストの部材に園児たちが絵具で手形を押してカラフルに彩った。
参加した園児たちは「楽しかった」「いろいろな色を重ねると違う色になるのが楽しかった」などと話していた。コンポストは後ほど組み立て、2月初めには道の駅「さくらの里きすき」(木次町山方)に展示するという。
同校1年の福間咲衣さんは同学年の鐘撞美佑さんと験馬結衣さんのサポートを受けながら、加茂小学校の4年1組と2組の児童計30人を相手に読書体験の授業を行った。最初に「本を読んで楽しく語り合おう」とあいさつし、読書と関係するクイズで場を和ませた。
「ざぼんじいさんのかきのき」という絵本を福間さんが朗読した後に、3つのチームに分かれて「登場するおじいさんについてどう思った?」「おじいさんの気持ちがどう変わっていった?」「おばあさんのどんなところがすごいと思った?」「お話で心に残ったことはどういうこと?」などについて意見を交わした。
福間さんは「本が好きで、将来は本に関わる職業に就きたい。子どもの頃に本になじむことで本を好きになってもらえれば」と話す。