
雲南市三刀屋子育て支援センター(雲南市三刀屋町三刀屋)が8月19日、0歳児から参加できる「おはなし会」を開いた。
同センターは、乳幼児とその保護者を対象とし、親子の遊びの場や交流の場を提供するとともに、育児相談や子育てサークル等の育成支援、子育て情報の提供など地域の子育て家庭への育児支援を行っている。
当日は10時から、保育士の永井洋子さんが、熊のぬいぐるみで赤ちゃんの緊張をほぐしながら「おはなし会」を始めた。月齢に合わせて選んだ3冊の絵本をゆっくり読み聞かせると、参加した赤ちゃんは母親に抱かれながら興味深く見入っていた。
5カ月の赤ちゃんを連れて参加した母親は「赤ちゃん広場で数回施設に来たことあるが、絵本を読み聞かせると赤ちゃんが喜ぶので、いろいろな絵本が読んでもらえるこの会に来た」と話す。
永井さんは「絵本を見ても何をするものか分からない赤ちゃんもいるが、今日の赤ちゃんは話を聴けると理解して、絵本を構えると興味深く見入っていた。家でも絵本を読んでいるからね」と話す。
15分ほど絵本を読んだ後は、マットの上で赤ちゃんを運動させながら、体の動かし方を永井さんが注意深く観察した。まだハイハイできない赤ちゃんが今後どのようにしてハイハイするようになるかなど母親に話しかけた。おもちゃを赤ちゃんの手の届くぎりぎりのところへ置くことでハイハイを誘導することや離乳食のこと、おむつのことなどを話しながら45分ほど赤ちゃんを運動させた。