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雲南の4介護事業所が連携協定 人口減少地域でサービス維持・向上へ

連携協定を締結した4介護事業所の代表者と立会人として署名した石飛雲南市長

連携協定を締結した4介護事業所の代表者と立会人として署名した石飛雲南市長

 雲南の介護施設「三刀屋健康福祉センター」(雲南市三刀屋町三刀屋)で7月15日、市内の4介護事業所、雲南市社会福祉協議会、やわらぎ、Community Care、チャット・ケアすずらんによる「協働の取り組み」に関する協定調印式が開かれた。

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 来賓であいさつに立った島根県健康福祉部高齢者福祉課の秦尚裕課長が「高齢者福祉は地域による課題が異なり、特に人口減少に悩む中山間地の課題は深刻で、福祉サービスをしっかり維持し安心して暮らせる地域を守って行くには協働化の取り組みが欠かせない。今回の取組は島根県内でも先進的な事例」と紹介した。

 連携までの経過を説明したチャット・ケアすずらんの板持眞一代表取締役は「近年の介護報酬改定や加算の要件の中で、事業所間の『協働化』の必要性が、これまで以上に明確になってきた」と、今回の動きが国の介護政策に背中を押されたことを示唆した。

 今回の協働の取り組みとして、新たに規約を作り、「雲南地域介護事業所協働ネットワーク」を立ち上げた。同ネットワークは高齢者を地域全体で支える体制づくりを目的とし、人材育成、災害時の対応マニュアルの作成、地域住民や関係機関との協働による地域貢献活動の企画・実施などの事業に取り組む。

 同ネットワークの会長に就任した雲南社会福祉協議会の大塲篤会長は「多様化し高度化する介護にまつわる複雑な課題を解決するため、互いの強みを持ちより連携することで立ち向かっていきたい。まずは4事業所でスタートするが、今後、仲間の事業所を増やしていきたい。そのためにも雲南市社会福祉協議会が協定に入り、他の事業者が加わりやすくした。将来的には、協働で行うメリットの大きな事業を増やすことも検討していきたい」と意気込んだ。

 雲南市内では、当該4事業所以外に13の社会福祉法人が介護事業を運営している。

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