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雲南で「ふくしの基礎編学び合い会議」 地域福祉の基本学ぶ場に

地域福祉について活発に意見を交わす参加者

地域福祉について活発に意見を交わす参加者

 雲南市と雲南市社会福祉協議会が5月28日、下熊谷交流センター(雲南市木次町下熊谷)で「令和8年度 ふくしの基礎編学び合い会議」を開いた。地域自主組織で福祉活動に関わる新任者などを対象に、地域福祉の基本や助け合いの大切さについて学び合う場として毎年行っているもので、当日は各地区の福祉部役員や地域福祉推進員らが参加した。

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 雲南市では、住民主体で地域課題の解決や交流活動に取り組む「地域自主組織」が市内各地区で活動し、高齢者の見守りやサロン活動、多様な生活支援など地域福祉の担い手としても重要な役割を果たしている。今回の研修も、そうした現場を支える人材育成の一環として開いた。

 会議では、「進める立場(担い手)の『なるほど~』づくり」をテーマに、講話やグループワーク、助け合いゲームなどを実施。「福祉ってなに?」「助け合いって意外と楽しい?」などを題材に、参加者同士が意見を交わしながら理解を深めた。

 開催の背景について、同協議会の福留睦巳さんは「この研修は地域自主組織で福祉に関わる新任者に向けて、不安を和らげるという趣旨で毎年開催している。ただ聞くだけの講義ではなく、体験ゲームや小グループ構成など、話しやすさを重視した工夫を施している」と説明する。

 今後は、「助け合いの地域づくりは、抱え込まずに楽しくやってもらいたい。困った時に『助けて』と言いやすい地域にするには、今回参加した各地区の担い手自身も、行政や社協に対して『助けて』と言いやすくなることも重要。今日の研修内容も、気軽に声が出せる雰囲気づくりを意識しているので、地域でもその空気感を住民に還元してもらえれば」と話す。

 参加者の一人は「本年度初めて福祉部の役員となったが、福祉と聞いてもざっくりしたイメージしかなかった。地域の役に立たなければというプレッシャーもあり不安もあったが、この研修があると聞いてチャンスだと思って参加した。研修を通じて、地域福祉への取り組みは一人でするものではなく、チームで進めて行けるということに安心した。内容も、小グループで話を聞いてもらえたことが励みになった。とても充実した会だったので参加して良かった」と振り返る。

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