雲南・木次の三日市地区にある町屋「旧和田邸」(雲南市木次町木次)で6月13日、第3回「きすき古本市」が開かれ、併せて、映画「おだやかな革命」の上映会も行われる。
旧和田邸は、戦前に農家が集めた木綿を原料に「さらし屋」として創業し、その後は呉服店として栄えた築約80年の町屋。地域に関わる有志が空き家の活用を考え、地域再生のシンボルとして、人が集う交流拠点として整備を進めてきた。
こうした取り組みの一環として、「きすき古本市」を開く。かつて「3」のつく日に市が立ったことから名付けられた「三日市」の歴史を受け継ぐ催しで、今回が3回目。今回はプロ・アマ22店が出店する。4割が市内から、6割は米子や松江、出雲などからの出店だという。今回初めて出店する店は12店。今回は飲食店3店も出店し飲食も楽しめるようにする。
企画する雲南市地域おこし協力隊の小堀祥仁さんは「本をきっかけに人と人がつながり、木次の街なかを歩く機会になれば。今回は5月に行った浪漫百貨店からの連続企画で、本にまつわる手仕事作品を売る店もあるので楽しみにしてほしい」と来場を呼びかける。
2階で上映される映画は、再生可能エネルギーを使って地域の活性化を進める人たちを描いた作品。上映するのは雲南市内でエネルギーの地産地消を進めようと活動する市民団体「雲南でエネルギー自治を実現する会」。同会の中谷はるとさんは「古本市を見に来るついででいいので映画を見てもらい、エネルギーを地産することに興味を持ってもらえれば」と話す。
同会では6月下旬と7月にエネルギーを地産することで地域活性化を進める先進事例の勉強会を開き、秋には現地視察も企画している。