
「自然教室そらやま」が月1回行うホリデースクールが6月22日、かみくの桃源郷(雲南市大東町上久野)で開催され、桃源郷内を流れる清流で児童8人が川遊びを行った。
7年前、松江で活動を始めた同教室は、コロナ禍の学校一斉休校で参加者が増え、「森のようちえん」「海のようちえん」を開催している。代表を務める門脇碧衣(あおい)さんは「自然に触れ合うことが大切と考える保護者のお子さまが多いが、集団行動がまだ苦手なお子さまを持つ保護者が少人数のクラスであることを理由に選んでくれている」と話す。当日は、松江から6人、雲南から2人の幼稚園児・小学生児童が参加した。
全員で注意事項を確認した後、園児と児童の2グループに分かれて、それぞれの名前を覚え、注意事項を再確認。ライフジャケットを装着した子どもたちは、グループごとに、それぞれ近くの清流へ向かった。園児は手に小さい網を持ち、石の下などに隠れている水生昆虫を探した。児童は自分で作った竿(さお)を持って魚釣りに挑んだ。最初は「冷たーい」と言いながら川に入っていった子どもたちは、びしょぬれになりながら川遊びを楽しんでいた。
1時間ほど川で遊んだ子どもたちは着替えを済ませた後、持参した弁当で昼食を取り、午後は火おこしに挑戦した。おこした火でおやつを作り、楽しんだ。