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雲南で「家族について考える」ワークショップ 学生が企画、多様な世代が参加

大学生3人で企画し、高校生、大学生、市民など多世代が参加した

大学生3人で企画し、高校生、大学生、市民など多世代が参加した

 雲南市スペシャルチャレンジユースプログラムの助成を受けた学生団体「未来への対話」が3月7日、雲南市役所で「家族について考えるワークショップ」を開き、関東・関西から来た大学生、地元の大学生や高校生、高齢者など多様な世代の人たち11人が参加した。

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 雲南市スペシャルチャレンジユースプログラムは、自分のこと・地域のことを知り、地域をより良くしようとする大学生の研修やプロジェクトを支援するプログラム。資金は、ふるさと納税や指定寄付で賄っている。

 「未来への対話」は機会格差の是正に取り組み、大学生が活動できる地域の確保などに取り組む大学生の団体。代表の丸太大翔さんは昨年、雲南市が運営する雲南コミュニティーキャンパス・ゼミに参加し、市内の課題を発見し解決するための提案を作成した。「大学のない雲南市で大学生と接する機会の少ない高校生との交流事業ができたら」と考えたという。その後、実現の資金を得るため同プログラムに応募し採択された。

 同プログラムの採択者に伴走した一般社団法人「umi」の竹本浩さんは「丸田さんは最初に思っていた仮説と実際の課題が違っていて苦労していた。思った通りにいかないところで試行錯誤する中で学んでいくのがこのプログラム」と振り返る。

 当日は、企画のリーダーとなった東洋大学1年の佐藤心花(こはな)さんが興味を持っている「家族とは何か」についてワークショップを行った。全国の大学生と高校生や地域の人たちが対話を通して交流することを狙ったという。自己紹介でアイスブレークした後、前半のワークショップでは問いの深め方を体験。「安心できる場所とは」「住みやすい街とは」というお題で会話を進めながら問いを深めていく体験をした。

 後半のワークショップでは2つのチームに分かれて「家族とは」というお題で話し合った後、テーマを決めて寸劇に挑戦。高校生留学を望んだが家族に反対された場面を演じたり、門限を遅くしてほしい子どもを持つママ友の会話を演じたりすることで、「家族とは何か」を考えた。

 最後に佐藤さんは「今日の体験を家に帰って話してもらえたらうれしい」と締めくくった。ワークショップに参加した大東高校の生徒は「とても共感するところが多かった。いろいろな人と話せて楽しかった」と話していた。

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