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飯南で「子どもへのかかわり方」研修会 脳の発達に合わせて

会場に集まった来島小学校の保護者と地域の人たち

会場に集まった来島小学校の保護者と地域の人たち

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 飯南の来島交流センター(飯南町野萱)で1月16日、「子どもへのかかわり方」と題した研修会が開かれた。主催は来島小学校PTA。

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 当日は来島小学校の保護者や地域の人たち50人余りが参加した。講師は島根大学医学部看護学科地域・老年看護学講座の土江梨奈さんが務めた。土江さんは自らも子育て中で、元養護教諭で島根県スクールカウンセラーとしても活躍している。

 土江さんは、子どもの脳の発達や自尊感情の話をした上で、普段の生活で困ることや子どもへの声がけの仕方など、どうすればいいかを話し、「正解を見つけるのでなく、関わり方のヒントを見つけてもらえたら」と強調した。

 脳の発達では、新生児の時に400グラムだった脳は6歳になるころには1200グラムと3倍に、18歳になるころには1450グラムになること、脳は使う経験として、待つこと・順番を守る経験、考えて選ぶ経験、気持ちを言葉にする経験、失敗してやり直す経験、安心できる関係の中での挑戦する経験などが脳を育てることを説明した。

 土江さんは自らの経験でも、「子育て中に怒りたくなることがある。そういう時には自らを一歩上から見て実況中継することにしている」と、子どもを不必要に怒らないコツも紹介。

 「ダメなことをダメと言える大人の方が子どもにとって信頼できることもある」と話し、「無条件の愛と同じく無条件の禁止も子どもの信頼を得るためには重要」と付け加えた。

 子どもの成長に従って成長した脳に合わせて関わり方もアップデートしていくこと、声がけは正しさより順番が重要で、まずは子どもの状態や気持ちに気づくこと、行動を責めないこと、次につながる一言を添えることの順に対応するようにと説明する。

 脳が働きやすい環境づくりが必要で、「しなければならない」に縛られず、「したいからする」ように見守る重要性を伝え、いろいろな事例を挙げながら声がけの対応の良い例と悪い例を説明した。

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