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「えすこな雲南×スペシャルチャレンジ実践報告会」が3月22日、雲南市役所で開かれ、集まった市民100人余りの前で、雲南市スペシャルチャレンジ(スペチャレ)制度で活動した中高生や大学生、若手ベンチャー経営者が活動を報告した。併せて、市内で「えすこな(ちょうどよい)」活動をする団体が事例を報告した。
同制度は中高生が地域課題解決や海外研修に取り組む事を支援するスペチャレ・ジュニア、大学生が地域課題解決に取り組む活動を支援するスペチャレ・ユース、若者の起業創業にチャレンジ資金を提供するスペチャレ・ホープのプログラムに分かれる。当日は午前の部で、中学生から社会人までの23人が、集まった市民に活動を報告した。
早稲田大学2年の丸田大翔(ひろと)さんは、3月上旬に行った雲南の高校生と全国の大学生の交流イベント「家族について考えるワークショップ」について発表。運営上難しかった点として、目標をチームで達成する難しさを挙げながら、「来年度も雲南での活動を続けていき、高校生と大学生の笑顔をもっと作れるように取り組んでいきたい」と話す。
本年度スタートした雲南市総合計画で掲げる「えすこは雲南市」を、「総働」で作り上げることをテーマに、午後は、関係人口を含めてさまざまな人たちが垣根を超えて一緒になって活動する事例を共有した。「えすこに暮らす」をテーマに波多や阿用の地域自主組織が、「えすこに育む」をテーマに吉田の有志やエンターが、「えすこに創る」をテーマに2つの事業者が、それぞれ取り組みを共有した。
最後に「えすこ会議」と題した討論会を3ブースに分かれて行った。「えすこに暮らす」のブースでは「共創型自治の推進」をテーマとし、波多の事例などを参考に、地域で考えらえる、よりよい自治の形を検討した。参加した大学生は「実際に鍋山地区で事業をしている方の意見を聞くことで、普段とは違う視点で彼らの本音をイメージすることができた」と振り返る。
企画した同市政策推進課の武田堅治さんは「市のコンセプトが市民に届いていたらうれしい。今後は地域自主組織だけでは運営が厳しくなると思うので、住民や地元事業者が一丸となって地域を守る活動を定着させていきたい」と意気込む。