雲南の加茂交流センター(雲南市加茂町加茂中)で3月12日、に糖尿病教室が開かれ、地域の住民60人以上が参加した。雲南市立病院が主催し、加茂まちづくり協議会が共催する。
講師を務めた同病院内科診療部長の三宅仁美医師は「糖尿病はその怖さを知ってもらい早い段階から対応していくことが糖尿病学会でも推奨されている。病院で診療していると『何年も前から言われていた』と話す患者に何度も巡り合って歯がゆい思いをしてきた。医師が病院で患者が来るのを待っているのでなく、地域へ出て行って知ってもらうことが必要」と話す。
当日は、三宅医師が「糖尿病を予防するチエとワザ」と題して40分ほど講演。糖尿病の怖さや検診の重要性を訴えるとともに、「検診だけでは見逃すこともある。少しでも異常と言われたり、初期症状があったりすればすぐに詳しい検査を受けてほしい」と訴え、発症時の症状などについても詳しく話した。予防には食事の取り方や運動が重要と訴えた。
休憩時間には血糖値の測定も行い、希望者が列を作った。後半は、同院リハビリテーション技術科の理学療法士石原智紀さんが「糖尿病要望には運動習慣」と題して講演し、簡単に行える運動を参加者たちに実際に指導。足踏み、イススクワット、かかと上げ、つま先上げ、クールダウンなどで参加者が体を動かした。
最後に、管理栄養士の長谷川英美さんが食事編「我慢しない!おいしく食べたいから」と題して講演。炭化物の単品食べをやめること、食べる順番として「カーボラスト」、おやつなど我慢するのでなく「賢く選択」することなどを説明した。
三宅医師は「コロナ禍も明け、地域自主組織の人たちと連携して、このような機会を作れたのは良かった」と振り返る。