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雲南で恒例「おはなし会」 情景思い浮かべながら物語に引き込まれる

ろうそくをともしながら「りすとてぶくろと針」を語り聞かせる鐘築(かねつき)さん

ろうそくをともしながら「りすとてぶくろと針」を語り聞かせる鐘築(かねつき)さん

 雲南の木次図書館(雲南市木次町木次)で2月22日、「はじめのいっぽの会」による「ろうそくのおはなし会」が開かれ、地域の親子11人が参加した。

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 同会は2010(平成22)年、学校司書をしながら松江で語り手を養成しながら「おはなし会」を開いていた小田川美由紀さんが「自分が住む雲南市でも開きたい」と考え、市内で語り手の養成を始め、翌年から偶数月に「おはなし会」を開くようになったという。

 小田川さんは「語り手は単に物語を暗記するだけでなく、話をする場面を心に描きながら語るところが重要」と話す。奇数月にはリハーサルを行い、偶数月の「おはなし会」の後には反省会を行い、語り手の育成にも力を入れている。「絵本の読み聞かせだと、子どもは絵を見て情景を認識するが、おはなし会では耳で聞いたおはなしから情景を想像する。それによって子どもたちは物語に一層引き込まれる」という。

 2025年度で最後となった当日は、ろうそくに火をともしておはなしを始めた。最初の語り手は兒玉啓子さん。「天福地福」という日本の昔話を話した。2番目の語り手は鐘築貢枝(みつえ)さん。フィンランドの昔話「りすとてぶくろと針」を話した。ここで身体を動かす「なっとうの手遊び」を行い、全員で「なっとう、なっとう、ねーばねば」と歌いながら体を動かした。最後の語り手は栂(とが)多美子さん。イギリスの昔話「かしこいモリ―」を話した。

 最後に栂さんが、今日の物語が書かれている本を紹介。参加した子どもたちは口々に「楽しかった」と話し、「おはなし会てちょう」に参加証を貼ってもらい持ち帰った。

 次回は4月26日、同館で開催する。

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