雲南の入間交流センター(雲南市掛合町入間)で2月14日、長のり巻き作りが行われ、地域内外から参加した20~90代の男女21人がのり巻き作りを楽しんだ。
同センターでは10年以上前から節分の時期に、地域の子どもたちと大人が一緒に長のり巻きを作ってきた。昨年は大雪で中止になり、今年は2月8日に予定していたが、選挙で1週間延期した。この日は天気に恵まれたが、子どもたちは期末試験や風邪の流行で参加できず、大人だけが参加した。
これまでの最高記録は2023年度に記録した10メートル75センチ。同センターの廣田英資センター長は開会のあいさつで、「今年は10メートル76センチを目指しましょう」と声をかけた。その後、朝山賞子(まさこ)さんがのり巻きを巻くコツを参加者たちに伝え、「息を合わせて、気持ちを合わせて」と呼びかけた。
廊下に長机7卓を並べ、ラップを敷き、その上にのりを少しずつ重ねながら72枚敷き詰めた。4升炊いたご飯を茶わんでのりに載せて、しゃもじで広げた。その上に具材として用意したキュウリ、卵焼き、カニカマ、かんぴょうの煮物を並べると準備完了。参加者21人が横一列に並び、それぞれの担当範囲を確認した。朝山さんの声がけで21人が一斉にラップを持って巻き、形を整えて長のり巻きが完成した。
完成したのり巻きはまっすぐになるように慎重に置き直され、巻き尺で長さを測り、廣田センター長が「12メートル25センチです」と結果を発表。一斉に拍手が沸き起こった。指導した朝山さんは「バッチリできた」と話す。完成したのり巻きは参加者が持ち帰れるように切り分けた。
入間で生まれ育ち浜田市に住む20代の若者は最近結婚した妻と参加し、「親からこのイベントを知った。地域でのイベントが少ない地域で育った妻が行きたいというので参加した。のり巻き作りが楽しかったし、懐かしい人に声もかけてもらいうれしかった」と話す。参加者の中で最高齢の藤原恒雄さん(93)は「地域の人に声がけしてもらったので参加した。参加して良かった」と振り返る。
長のり巻きづくりの後には、地域で作られたコンニャク芋からコンニャクを作る体験も行った。