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海外留学を体験した高校生2人、雲南の児童クラブと中学校で出張授業

木次中学校3年生への出張授業を行う小川さんと授業の感想を発表する生徒

木次中学校3年生への出張授業を行う小川さんと授業の感想を発表する生徒

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 雲南市スペシャルチャレンジジュニアプロジェクトで海外留学を経験した高校生2人が2月4日・5日、それぞれ加茂児童クラブと木次中学校で出張授業を行い、留学先に体験したことや、そこから感じたことなどを児童や生徒たちに伝えた。

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 昨年末から2週間韓国に留学した三刀屋高校2年の舟越あいりさんは、加茂児童クラブに通う加茂小学校の児童25人余りに向けて、韓国文化に関するクイズとうちわ作りのワークショップを行った。舟越さんは「中学の頃から韓国ドラマと音楽が好きで、韓国の食文化と衣装にとても興味があった。韓国語もドラマや本などで事前に勉強した」と振り返る。

 当日は、留学中に見た韓国の様子などをスライドで紹介。クイズの後には、韓国の民族衣装であるチマチョゴリや、そこに使われている色のそれぞれの意味などを丁寧に説明。子どもたちに「いろいろな色を使ってチマチョゴリのようなカラフルなうちわを作ってみよう」と話しかけた。

 森林問題に興味を持ちフィリピンに留学した同校2年の小川結衣さんは、母校である木次中学3年生のクラスで、森林問題と貧困問題などフィリピンで見てきたことを紹介しながら授業を行った。

 小川さんはスライドを使って、「かつてフィリピンの国土の70%を占めていた森林が今は25%程度に少なくなっているのは、貧しい人たちが生きていくために木を伐採してお金にしているから。森林問題が貧困問題とつながっている」と説明したほか、「同じように貧しくても地域にプライドを持って幸せに暮らしている島もあった」と紹介。「森林の課題は雲南市にもあり、雲南の森を守るために何をするか考えて」と生徒たちに呼びかけた。

 生徒に授業の感想をワークシートに書いてもらい、班ごとの発表では、「フィリピン社会の中での経済格差にびっくりした」「森林の課題と貧困がつながっていることが分かった」などの感想が聞かれた。最後に、小川さんは「学びたいことに積極的になってほしい」と訴え、授業を終えた。

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