雲南のSC「マルシェリーズ」(雲南市木次町里方)2階にある子ども向けデジタルラボ「ピコテラス」で1月26日、チラシデザインや動画制作などのクリエーティブに関する相談が気軽にできる「クリエーティブワークスペース」のニーズ調査を始めた。
調査を始めたのは、東京などの広告会社やデザイン会社でデザイナーとして12年程勤務した後、高校魅力化の仕事で雲南に移住した阿部至さん。フリーランスとして動画編集などのクリエーティブの仕事を6年続けてきた。「雲南でもクリエーティブの仕事のニーズは多いが、専門家に依頼すると高額となり、社内で頑張るのも限界がある。気軽に相談できるコワーキングスペースのクリエーティブ版があれば良いのではないかと考えた」と言う。
当日は、地元で福祉系の仕事をする宮本裕司さんが育休中の妻と乳幼児と一緒に来店。チラシのデザインについて相談した。その間、妻も乳幼児をマットの上で寝かせながらパソコンワーク。「会場が子ども向けのデジタルラボなので、子連れでも違和感なく、Wi-Fiもあるので家族で来た。とても便利」と話していた。
地元でしょうゆ店を営む松尾まゆみさんは「店のチラシなどを自分で制作するが、使っているアプリケーションなどがどんどんバージョンアップして、どんどん新しい機能が追加されるので、誰かに教えてもらわないとついていけない。パソコンに向かって隣にいて教えてもらうととても助かる。お金を払うから続けてほしい」と話す。
「ピコテラス」を運営するエンターの猪俣賢さんは「クリエーティブのコミュニティーができれば、難易度に応じて阿部さんがプロデューサーの立ち位置で全体を見てくれると良い」と期待を寄せる。
阿部さんは「今回のようなニーズ調査を4月まで月2回くらいずつやってみて、その後の事業化を検討したい」と抱負を語る。
次回開催は2月13日を予定。