雲南市大東地区交流センター(雲南市大東町大東)で10月19日、「第44回大東よいとこ祭り」が開かれ多くの人たちでにぎわった。
1982(昭和57)年の島根国体の年に始まった同祭りは、以来、規模を縮小することなく継続してきた。当日も大東町にある7地区の地域自主組織が地域で採れた農産物などを直売するブースを出店。多くの飲食店が出店し、新そばを使った手打ちそばを提供する店もあった。
同センターの屋内では「大東町文化展」として、こども園の園児から大人までの作品を展示した。子どもは絵や書道、工作など、大人は写真、絵画、有名人の似顔絵などを出品。多様な作品に多くの人が足を止めて見ていた。大東町で繁殖するコウノトリの写真を展示するコーナーも設置。人権啓発のアイロンビーズ工作の体験ブースや、缶バッジの制作体験やオリジナルカレンダーを売る木次線利活用推進協議会のブースなども出店した。
屋外には特設のステージを設け、よいとこ総踊り、大東保育園・かもめ保育園の園児によるダンス、ふうせんおじさんのバルーンアート、開星中学校・高校のチアリーディング部「STARS」による演技、よいとこ戦隊ダイトレンジャーショーなどが繰り広げられ、集まった人たちを楽しませた。
交流センター近くの大東公園体育館の駐車場はすぐに満車となり、少し離れた雲南市立病院の駐車場に車を止めて会場に向かう人たちが多く見られた。