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雲南と奥出雲で「さくらおろち湖祭り」 湖を巡るウオーキング大会も同時開催

さくらおろち湖祭りの会場に登場した「しまねっこ」は大人気

さくらおろち湖祭りの会場に登場した「しまねっこ」は大人気

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 雲南市と奥出雲町にまたがる尾原ダム(雲南市木次町平田)周辺で10月19日、「さくらおろち湖祭り」が開かれた。主催は温泉地区地域自主組織「ダム湖の郷」、NPO法人「奥出雲布勢の郷」など。

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 主会場となったボート競技施設にステージを設け、横田高校吹奏楽部がオープニングを務めた後、開会式典を行い、写真コンテスト入賞者の受賞式やさくらおろち湖周辺環境美化活動協力団体の表彰を行った。掛合太鼓ジュニアによる太鼓演奏、TEAM輪音天咲(りんねてんしょう)によるよさこい踊り、奥出雲神代神楽による神楽も披露。催しの合間には、島根県のゆるキャラ「しまねっこ」も登場し、訪れた親子たちの人気を集めた。

 ステージの前には22の飲食店が飲食スペースを囲むように出店。消防や警察などの「はたらく車」を展示し、乗車体験も行った。会場周辺では、カヤックやレガッタの無料体験、さくらおろち湖巡視艇の乗船体験、尾原ダム堤体の見学会などを行った。

 会場には尾原ダムによって消えた北原・尾原地区のかつての様子を動画や写真で紹介するブースも設け、斐伊川下流域である松江市や出雲市などの上水道やかんがいに果たしている尾原ダムの役割が、上流域の協力により成り立っていることを伝えた。

 当日は、さくらおろち湖をめぐるウオーキング大会「第37回島根県スポーツ・レクリエーション祭」も同時に開催。さくらおろち湖自転車競技施設に240人が集まり、市外、県外からの参加者も多く見られた。

 10時に同施設を出発した参加者は、同湖を左手に見ながら一周する5.6キロのコースに挑んだ。ちょうど中間点に「さくらおろち湖祭り」会場があり、1時間ほど歩いて到着したウオーキング大会参加者も祭り会場で飲食などを楽しんだ。参加者には特産品の「たたら焔(ほむら)米」が配られ、同湖を一周した後には抽選会も行った。

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