
飯南町役場下駐車場で9月28日、「第4回昭和レトロカー in 飯南」が開かれ、県内のほか、広島、鳥取、山口、岡山、香川、徳島、高知、福井、兵庫、愛知、神奈川から懐かしい車が集まった。
スバル360、ホンダS600、トヨタスポーツ800、フェアレディーZ、コスモスポーツなど昭和を代表する日本車が並んだほか、欧州車、アメリカ車も見られた。オーナーによって大切にメンテナンスされた出展車は、ボンネットを開けてエンジンルームを見せたり、ドアを開けて室内を見せたり、車の詳細情報をフロントガラスに表示したりするなど、思い思いに展示した。
多くの見学者が訪れ、近くに設けられた駐車場は開始前に満車となり、丘の上の野球場に特設された駐車場へ見学者の車が次々と入っていった。見学者も県内のほか、広島、鳥取、山口、岡山、大阪、栃木などから集まった。見学者の車も昭和のレトロな車が見受けられ、駐車場の車を見て回る見学者もいた。
広島市からシボレーを出展した向井美智也さんは「昨年から参加している。50年代のアメリカの音楽、ファッションなどが好きで、車も1955年製のアメリカ車にした。同じショップでお世話になる仲間の中には名古屋辺りのイベントに行く友達もいる。自分は、岡山新見や九州北部くらいまでのイベントに出展して仲間と楽しんでいる」と話し、仲間の車と車の間にテーブルと椅子を置き、仲間と談笑しながらイベントを楽しんでいた。
会場には、車のイラストや、メンテナンス用品、ステッカーやキーホルダー、ミニカーなどを販売する店も出店。地元の店が、おむすび、いのししラーメン、スイーツ、コーヒーなどの飲食を提供した。