暮らす・働く 学ぶ・知る

雲南・善徳寺で初のヨガイベント 静かな本堂にヨガマット広げ体と向き合う

善徳寺の本堂でヨガを行い自分の体と優しく向き合う参加者

善徳寺の本堂でヨガを行い自分の体と優しく向き合う参加者

  • 7

  •  

 善徳寺(雲南市三刀屋町三刀屋)で9月18日、初のヨガイベント「こころとからだの養生ヨガ」が開かれた。主催はヨガインストラクターの中村さおりさんと同寺、CNC。

[広告]

 中村さんは今年初めに大阪から雲南市へ移住してきた。ヨガ歴は10年以上。現在は中医学も学びながら、「心と体がふっと緩む時間を大切に、陰ヨガやアロマ、ボティセラピーを通して『優しい養生』を行っている」という。

 CNCの中村綾佳さんは「同じ中村姓のさおりさんと知り合い、話すうちにさおりさんが輝ける場所を作りたいと思い、つながりのあった善徳寺さんと話して今回のイベントにつながった」と話す。

 善徳寺の坊守をしている楠知加子さんは「ここでヨガをするのは初めて。仏教とヨガはともにインドから伝わったもので、相性がいいと思い、中村さんの提案にすぐに乗った」と振り返る。

 当日は市内から13人が参加し、広い本堂いっぱいにヨガマットが広がった。10時30分から中村さんが「今日行うヨガは参加者それぞれの形でいいので、自分の体の声にしっかり耳を傾けながら無理なく進めていきましょう」と呼びかけ、あぐらの姿勢で自分の呼吸を確認するところからヨガを始めた。

 体をあおむけにし、肩甲骨の間に小さなボールを入れて両手を左右に広げたり、正座から両手を前につき、徐々にうつぶせになったりするなど、さまざまな姿勢を取りながら、ゆっくりとした動きで自分の体の動きに意識を向けて、呼吸を整えながら体と向き合った。

 中村さんは「これからも定期的に開催していきたい」と意気込む。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース