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雲南・アスパルでインターハイ・レスリング競技始まる 大東高生も出場へ

開会式で整列した参加校の選手たち

開会式で整列した参加校の選手たち

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 「令和7年度全国高等学校総合体育大会レスリング競技大会」「三笠宮賜牌第72回全国高等学校レスリング選手権大会」の開会式が7月27日、雲南市三刀屋文化体育館アスパルで行われ、3日間にわたる熱戦がスタートした。

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 開会式では、日本レスリング協会の富山英明会長が「このインターハイは夏の一番の思い出、一生の思い出になるだろう。熱い戦いを期待している。昨年のパリオリンピックではレスリングは11個のメダルを獲得することができた。2032年ブリスベンでのオリンピックではこの中から参加者がでるだろう。夢に向かって挑戦してほしい」とエールを送った。丸山達也島根県知事の歓迎の言葉に続き、石飛厚志雲南市長が出雲弁で歓迎の言葉を述べ、最後に島根県高校生活動レスリング競技推進委員会の小島真菜委員長(大東高校)が、事前のPRなど同委員会の活動を紹介。その後、「このインターハイでは努力して身につけた全てを出し切って戦ってください」と激励した。

 地元・雲南市からは、大東高校レスリング部の3人が男子個人戦に出場する。同部は今年4月に創部され、雲南市の他、東京、広島、山口、松江から集まった。全員が1年生。日頃の練習では、1996(平成8)年アトランタ五輪で7位入賞の嘉戸洋さん(島根県美郷町出身)から体の使い方などきめ細かく指導を受けてきた。

 55キロ級に参加する吾郷煌介(あごうおうすけ)さんは、「県予選では優勝できて良かったが、まだまだ力が足りないことも感じた。インターハイではベスト8以内を目指したい」と力強く語った。71キロ級に参加する伊内湊音(いないみなと)さんは「ベスト16以内を目指す。3年生のときには全国優勝目指して頑張りたい」と意気込む。このほか65キロ級に金子峻也さんが参加する。

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