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雲南に滞在型交流施設「うみのいえ」 暮らすように滞在

海の日にオープンした滞在型交流施設「うみのいえ」

海の日にオープンした滞在型交流施設「うみのいえ」

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 5周年を迎えた一般社団法人「umi」が「海の日」の7月20日、滞在型交流施設「うみのいえ」をオープンした。

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 同法人は、雲南コミュニティキャンパスで大学生の長期インターンや雲南市で事業を行う若手世代の事業創出ゼミを運営している団体。これまでインターンで雲南を訪れる学生が長期に安価で滞在できる場所が少ないのが悩みだった。

 代表理事の山下美里さんは「うみのいえは、日常のように暮らすように滞在できる場所を目指した。雲南を訪れる学生や若者に、地域の人たちと日常の目線で触れ合ってほしい」と話す。

 当日行われたオープニングセレモニーでは、山下さんが「5年前、事業の立上げ時には、いつまで事業を継続できるのか、全く見通しが立っておらず、『まず1年やってみて考えよう』という状態だった。5周年を迎えることができたのは、地域の人たち、インターンを受け入れくれた地域の事業者さま、インターンに来てくれた多くの学生たちのおかげ。優秀なスタッフに恵まれたことも大きい。今日は誇らしいスタッフとの交流や学生たちが企画した内容を楽しんでいってほしい」と呼びかけた。

 1階のキッチンでは、「薫珈琲(コーヒー)店」「チャイの店」が出店。午後には、まだ仕上がっていない壁のペイントなどを行うワークショップを開いた。インターンの卒業生に加え、地域の人たちが続々と祝福に訪れ、新しい施設のオープンを祝った。

 施設は複数人でシェアする形式。1階に共用のダイニングキッチンと和室1部屋、2階に和室2部屋の間取り。賃貸利用料は1か月4万5,000円。予約はインスタグラムで受け付ける。

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