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飯南町・赤名で神楽交流会 3神楽団合同で迫力ある「ヤマタノオロチ」も

3神楽団合同で「ヤマタノオロチ」を演じ、12頭が迫力の舞を披露した

3神楽団合同で「ヤマタノオロチ」を演じ、12頭が迫力の舞を披露した

 飯南・赤名の赤名農村環境改善センター(飯南町下赤名)で3月29日、飯南神楽団、穴笠神楽団(広島県三次市)、出羽神楽団(島根県邑南町)による神楽交流大会が開かれた。

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 飯南神楽団は、伝統芸能の継承活動として結成された「谷子ども神楽」のOBを中心に町内外から神楽好きが集まり、活動を休止した町内の「森島神楽団」から衣装や道具を譲り受け、2005(平成17)年に結成した。雲南地区では珍しく石見神楽を継承し、今では谷地区に伝わる伝説を神楽化した創作演目「程原入道」ほか、19演目を保持できるようになったという。

 開会のあいさつで同神楽団の田部浩団長は「誰かが声を上げないと何も始まらない。穴笠、出羽の神楽団に話をしたところ、快く引き受けていただいて開催できることになった。最後の演目では3団体合同で 『ヤマタノオロチ』を演じるが、いつもの3倍の12匹のオロチが登場する迫力を楽しんでほしい」と話した。

 午前中は、「神迎え」を飯南神楽団が、「阿久利姫」を穴笠神楽団が、「葵御前」を出羽神楽団が、「山姥」を飯南神楽団が、それぞれ演じた。中入りの20分には、同センター入り口で焼き鳥や焼きそば、アルコールを含めた飲料などが販売された。

 午後には「滝夜叉姫」を穴笠神楽団が、「紅葉狩」を出羽神楽団が、「大江山」を飯南神楽団が、それぞれ演じた後、最後の演目「ヤマタノオロチ」を3団体が合同で演じた。須佐之男命(すさのおのみこと)の指示で足名椎(あしなづち)と手名椎(てなづち)が酒を用意する場面では、3団体からそれぞれ1人の手名椎が舞台に登場。足名椎との軽妙なやり取りが会場からの笑いを誘った。その後、舞台に現れたオロチに客の目が奪われていると、会場後方からもオロチが登場。会場を練り歩きながら、最後は12匹のオロチが舞台と舞台前に集結。迫力ある舞を披露した。

 会場に集まった200人以上の住民は朝から夕方まで、石見神楽を楽しんだ。

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