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雲南・西日登で防犯研修会 60人超が参加し関心の高まりを示す

「特殊詐欺の被害防止対策について講演した小谷さん

「特殊詐欺の被害防止対策について講演した小谷さん

 雲南の西日登交流センター(雲南市木次町西日登)で2月22日、防犯意識の向上を目的とした「令和7年度西日登地区防犯研修会」が開かれ、60人以上の地域住民が参加し、特殊詐欺被害の防止や交通安全について理解を深めた。主催は西日登振興会。

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 同会では毎年防災安全部がテーマを選び、防犯研修会を開いてきた。これまでは、高齢者の運転技能講習を行ったこともあるという。今年は、雲南エリアでも特殊詐欺の被害報告があることから「住民の関心が高いのでは」と、このテーマに決めた。会場には高齢者を中心に、高齢の親を持つ世代の参加も見られ、地域ぐるみで被害を防ごうとする関心の高さがうかがえた。

 当日は、開会行事が行われた後、雲南警察署日登駐在所の神田泰知巡査部長が地域内の交通事故の近況を報告。同地区の事故の8割を占める314号線上での事故では車の単独事故が多いことを説明。もらい事故を防ぐために反射板を身に着けるように求めた。高齢者でもまだまだ運転する人は、体調を考えて運転を行うこと、運転前に脳を活性化させるために身体を動かして血の巡りを良くしてから運転するようにと話した。

 続いて、島根県防犯連合会専務理事の小谷直也さんによる講演会「特殊詐欺の被害防止対策について」を実施。資料説明に加え、防犯電話のやり取りを再現した実演が行い、参加者は犯人の巧妙な話術や心理的な誘導を体感した。固定電話の国際電話着信拒否の手続きや、携帯電話向け国際電話ブロックシステム「デジポリス」の活用方法も具体的に紹介し、参加者が熱心にメモを取る姿が目立った。

 参加者からは「実際のやり取りを聞き、だまされる仕組みが分かった」「家族とも対策を話し合いたい」などの声が聞かれた。西日登振興会の担当者は「地域全体で注意を呼び掛け合うことが被害防止につながる」とし、今後も継続した防犯啓発に取り組む考えを示した。

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