雲南市三刀屋文化体育館アスパル(雲南市三刀屋町古城)で1月10日、「令和8年 雲南市消防出初式」が開かれた。主催は雲南市と雲南市消防団。
会場には、消防団員、来賓などが多く詰めかけた。雲南市消防団が団員1032人、消防ポンプ自動車12台、小型ポンプ付積載車71台の計83台の車両で編成されることが紹介され、これまでの消防団活動で殉職した団員に黙とうを捧げた。
石飛厚志雲南市長の式辞に続き、過去1年の消防功労者消防庁長官表彰1人、日本消防協会会長表彰8人、島根県知事表彰3人、島根県消防協会会長表彰48人を紹介。その後、表彰に移り、消防庁長官表彰として46人に元優良団員表彰を、雲南市長表彰として43人に功労賞を、8部門に無火災表彰を、それぞれ贈った。団長表彰では、46人に表彰章、189人に精勤章を贈った。それぞれ代表者が壇上に上がり表彰を受けた。
来賓の祝辞の後、妹尾芳行雲南市消防団長が訓示を行い、昨年の大船渡市、岡山市、今治市の大規模林野火災や大分市の大規模建物火災に触れ、特に林野火災の大規模化に対して予防啓発の重要性を強調した。昨年の活動として市内での4件の建物火災、11件の林野・原野火災への出動、普段の消火訓練や高齢者施設などでの避難訓練、予防啓発活動などに触れ、「今年も地域の安心・安全を守るために誇りを持って取り組んでほしい」と呼びかけた。
式典後、三刀屋川の河川敷にポンプ車などを並べ、三刀屋川に向かって一斉に放水した。今年最強の寒波が襲来しており、時折寒い風が強く吹く中、地域の人たちが見守った。